どのようにして、電子メールは相手に届くの?
- あなたが送った電子メールは、まずあなた側のSMTPサーバへ届き宛先側のSMTPサーバへと送られます。
この時、相手先サーバで該当者(ユーザー)が 存在しなかった場合は、電子メールが配信されなかったことを記したレポートが、
エラーメッセージと共にあなた宛てに電子メールで届きます。
- 他のSMTPサーバなどを経由して、相手のメールスプールサーバへ蓄積されます。
- ユーザー(宛先人)がスプールされているメールをPOPサーバへアクセスし、メールをPOPします。
と 大まかな説明ですが、今度は少し細かくお話します。
1.SMTPサーバ
あなた側のSMTPサーバとは、あなたが契約をしているプロバイダにあるサーバの事です。
宛先側のSMTPサーバとは、宛先人が契約をしているプロバイダにあるサーバの事です。
この2つのプロバイダのSMTPサーバ間で、下記のようなやり取りが行われます。
+−−−−−−−−+ +−−−−−−−+
|あなた側のサーバ| |宛先側のサーバ|
+−−−−−−−−+ +−−−−−−−+
Hello −−−−−−>
<−−−−−− Hello
メール送ります −−−−−−>
この時あなたと宛先の情報を
確認してもらいます。
<−−−−−− OK
(確認が取れた場合です)
ここで確認が取れない場合は、
エラーメッセージと共に電子メール
が配信されなかったことを記した
レポートがあなた宛てに電子メール
で届きます。
メール送りました −−−−−−>
<−−−−−− OK
終わります −−−−−−>
<−−−−−− OK
2.スプール
宛先側のSMTPサーバへ送られたあなたのメールは、一旦 保管されます。
(この事を スプール といいます。)
なぜなら、宛先人のコンピュータが 必ずしもインターネットに接続されているとは限らないからです。
ですから、一時的に保管する必要があるのです。
そして、「受取人からの連絡」を待ちます。
「受取人からの連絡」については、次の章でお話します。
3.POPサーバ
ユーザー(宛先人)がメーラー(メールソフト)でメール受信確認のボタンをクリックするとPOPサーバへアクセスされ、スプールされていたメールを渡します。
(この事を、POPする等と言います)
メーラー : |
例えば「Eudora(ユードラ)」、「NetscapeMail(ネットスケープメール)」等
ウィンドウズ95には、インターネットメールのソフトが標準でついています。
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POPサーバへアクセスの際、確かにメール受取人であるか認証する為に必要なのがアカウントとパスワードです。
この2つを照らし合わし、正しければメールを渡してくれるのです。
こうして、あなたの送った電子メールは 無事 宛先人へと送られました。(^^)y
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